• 2021/12/17
  • 鍼灸・東洋医学
お灸の話の前に東洋医学の事を少し知ってもらいたい⓶


よくあるツボの本にはたくさんのツボが

イラスト入りで紹介されているが


昨日書いたように人の体は

一人一人違うので本に書いてある所に

誰にでもツボがあるのではないのです


例えばくるぶしの指3本分上に

ツボがあると書いてあっても


「だいたいその辺にツボがある」という意味です


本当に効果のある生きたツボに

お灸を据えたければ

本に書いてある位置の辺りを

丁寧に撫でたり擦ったりして

「反応」のあるポイントを探すことが大事です


「反応」と言われてもイメージが

わかない人も多いかもしれませんが


マッサージや整体を受けたことのある人なら

触られて「そこそこ、気持ちいい」という

感覚のところです


初めは分からなくてもとにかく

撫でたり擦ったり押してみたりして

何となくズーンと気持ちの良い

感覚があるところがツボです


逆にいくら本に書いてある通りの

場所を正確に捉えていても反応のない

ポイントはツボではないので効きません


結局、東洋医学で効果を上げるには

技術がいるので練習しかないということです


つづく



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