• 2021/06/06
  • 院長のひとり言
歩くことだけが運動ではありません①


変形性膝関節症や脊柱管狭窄症で

お医者さんから「運動したほうがいいよ」と

アドバイスを受けてウオーキングを

始める方がとても多くて困っている


膝や腰が悪いのにウオーキングは

良くないですよと言っても


お医者さんが運動を勧めている

歩かないと歩けなくなる

足の筋肉を鍛えないと全身が弱る

家でじっとしているとボケる


などと言って聞いてくれない人が多いが

本当に止めて欲しい!


運動には有酸素運動と無酸素運動の2種類ある


ウオーキングや水泳

自転車こぎなどの有酸素運動と

重量挙げや筋トレなどの無酸素運動である


ウオーキングは有酸素運動であり

心肺機能が改善しカロリー消費が多く

気分転換や内臓強化やダイエットに向いているので

筋肉量を増やすには向いていない


足腰の筋力強化を目的とするなら

ウオーキングではなく筋トレをするべきだ


そもそも膝や腰が痛いのに無理に

へっぴり腰で膝を曲げて

痛がりながら狭い歩幅でトボトボ歩いても


百害あって一利なし!です


痛みは全ての機能を低下させてしまい

痛い痛いと思いながら歩いていると 

免疫機能や自然治癒力も落ちてしまい

新型コロナのリスクも高まります


歪んだ姿勢で歩けば歩くだけ

体の歪みはひどくなり

外反母趾や魚の目ができ

膝や腰はどんどん曲がっていき

肩や首まで歪んでしまい全身不調になってしまいます


だからお医者さんも

「痛い時には無理に運動しないでください」と

言っているはずです


つづく




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