• 2014/11/21
  • 院長のひとり言
ぎっくり腰
腰が痛いというと

「それはスグに温めなさい」

「ストレッチ体操がいいよ」

「マッサージに行きなさい」

世間一般的な常識のようだ

確かに高齢者の腰痛の多くは
中医学における「腎虚腰痛」なので

温熱、体操、マッサージが有効だ

「腎虚腰痛」は加齢によって
先天の気が弱ることによって

冷えやすくなり関節や筋肉に

重だるい慢性的な痛みがおこる

中高年の腰痛の7割以上は

腎虚腰痛なので

7割の腰痛には有効である

ところが残り3割の腰痛には

逆効果になることが多いので気を付けてほしい

特にぎっくり腰には良くない

小生に言わせればぎっくり腰は

一週間以内に治らなければいけない

ぎっくり腰で10日以上良くならないのは

ぎっくり腰ではないか

治療法が間違っているかである

ぎっくり腰が重症の腎虚腰痛ならいいが

ぎっくり腰は捻挫や肉離れなので

温熱、体操、マッサージは逆効果!

ぎっくり腰で困っている人の多くは

鎮痛剤を常用し

毎日のように整形外科や
整骨院で電気治療やマッサージを受けている

10日以上治療しているのに

症状が改善しない場合は

ぎっくり腰と腎虚腰痛の見極めができないで

漫然と温熱、体操、マッサージを
している可能性が高い

悪化している時には思い切って

病院を変わることも必要である


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