- 2020/12/14
- 院長のひとり言
- 体の歪みは矯正する必要ありません③
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当院には腰痛や股関節痛、膝関節痛など
骨盤や脊柱、関節などの変形が強く
さらにヘルニアや狭窄などがあり
手術しか治療法がないとドクターに宣告されて
手術をする前に何とか鍼灸治療で
痛みが改善しないか?という患者さんが
多く訪れます
そしてそのほとんどの患者さんは
2〜3カ月の鍼灸治療で改善し
元のように家事や仕事をバリバリこなし
休日には家庭菜園や山歩きができるぐらいまで
改善します(登山は禁止)
ここまでは鍼灸治療の効果は抜群だ!
というお話しですが
痛みが解消し普通の日常を取り戻した
患者さん達のレントゲンを診せもらったら
当院へ治療に来る前と全く変わらず
骨は歪んで変形して、狭窄は残っている
ヘルニアは相変わらず神経に当たっている
「何でこれで痛くないのだろうか?」
ドクターが首をひねるほど変わっていないのです
歪んだままのこんな状態でも皆さん痛みが無く
ハツラツと生活ができています
ですから痛みの原因は体の歪みや
バランスではないことが多いのです
中医学では「調和のとれた状態が」が
この世万物の一番安定した状態といわれます
「調和」と「バランス」は似ていますが
全く違った概念なのです
バランスというと重さや大きさ、長さなど
様々な尺度が左右同じでバランスを保つことを言い
調和とは一日に朝と夜があり、一年に春夏秋冬があり
晴天の日があり嵐の日があるが
波のようにユラユラと上がったり下がったり
しながらも一定基準の範囲内で保っていること
調和がとれていれば歪んでいる状態でも
過ごしやすく使いやすい体の状態である
だから左右が同じでなければならないのではない!
歪んでいても圧迫があってもヘルニアが神経を
圧迫していても
それなりに調和がとれていれば
体は落ち着きを取り戻して痛みを出さなくなるのです
つづく
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