- 2020/07/29
- 院長のひとり言
- 感染拡大が止まらない、止めようとしないなら、みんなが怖がらないことだ
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「新型コロナの感染拡大が止まらない」
毎日テレビで連呼されているが
政府はGO TOトラベルキャンペーンを
推し進めて国民に旅行を奨励している
各都道府県の知事さん達は
外出を控えるようにお願いするばかりで
感染拡大を止める政策は皆無である
これでは新型コロナ感染が拡大して当然だ
このままの状態が続くと
非常事態宣言を出さなくとも
国民は怖くて外出できなくなるので
結果的にほとんどの業種で商売が困難になり
閉店や倒産に追い込まれてしまうだろう
新型コロナは食い止めたいが
経済も止めるわけにはいかない
いったいどうすればいいのだろうか？
ここは発想の転換が必要だ
新型コロナが怖いから人が表に出なくなるが
怖くなければ国民は普通に生活するだろう
「日本で新型コロナで亡くなった人数が1000人を超えた」
こんな言い方をされると怖いと思うが
日本人は1年間に約136万人死んでいる
その中で一番多い原因は癌で約37万人
一日当たり3733人になる
インフルエンザの死亡者は少ない年で
1シーズンに約3000人
多い年には約10000人に上るそうだ
死亡原因の10位に自殺があり
年間約20000人が自殺しているそうだが
今年4月に緊急事態宣言期間中に自殺者が
3000人にも上ったそうだ
これらの死亡原因に比べると
新型コロナでの死者は1000人を超えたばかりで
流行が始まった3月から日数で割ると一日6.66人
インフルエンザの1日あたり50人に比べると
全く恐がる必要がないことが分かる
どうですか？怖く無くなりましたか？
我々が本当に怖がっているのは
新型コロナウイルスではなく
もしも自分がコロナ感染となった時の
「世間の目」であり「風評被害」が怖いのである
マスコミや行政が今、最もやるべきは
国民の恐怖心を抑えるように呼びかけることが
今一番必要な事なのではないでしょうか？
インフルエンザと同じように
マスク、手洗い、うがい、消毒などを徹底して
高齢者や持病のある人はリスクを避けてもらい
社会全体が新型コロナウイルスを
必要以上に恐れない精神状態を作り
過敏に反応してSNSで感染者を攻撃したり
風評被害でお店が閉店しない社会にする
この先も経済活動は止められないのだから
国民がコロナに対する正しい恐れ方を身につけて
普通に生活することがコロナ時代に必要なのではないでしょうか。
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