- 2020/07/07
- 院長のひとり言
- 頑張れ柔道整復師!
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最近、求人の問い合わせの電話やファクスが多くなっている
道を歩いていても整骨院の閉院が目立つようになってきた
以前より整骨院の乱立による質の低下が叫ばれていたが
多くの整骨院がコロナ禍の影響で一気に経営難に陥って
柔道整復師の失業者が増えているのではないだろうか?
そもそも整骨院はマッサージ屋さんではない
捻挫や打撲などのケガの手当をする所である
なのに健康保険でワンコインで
有資格者が親切、丁寧にクイックマッサージをしてくれる
安いマッサージ屋さんになってしまっているので
コロナ禍で国民が不要不急の外出を控えるようになり
多くの整骨院でお客さんが激減して
経営難となりリストラや閉院が増えているのだ
これから先の柔道整復師の資格を持った若い人達は
働き先がなくなっていくのでせっかく国家免許を持っていても
その資格を活かして働くことが困難な時代がやって来るだろう
国家資格を持っていても資格を活かして働けないといえば
鍼灸師などはその最たるものと言える
鍼灸師の有資格者の内で鍼灸治療で生計を立てている者は
全体の3%に満たない
実際に私の同級生で鍼灸院の実費治療を
営んでいるのは私だけなので
1クラス33人中1人だけという計算になり
3%というのはまんざら嘘ではない
では他の人達は何をやっているかというと
整骨院が一番多く、あとは介護関係の仕事
もしくは全く関係ない仕事についている人も多い
整骨院の大倒産時代を迎えて
これからの柔道整復師も資格を活かして
働くことが困難な時代になるだろうが
3%の鍼灸師に比べればまだましである
特に若い柔整師さんは必死で学術に励んで
本来の仕事であるケガの手当のスペシャリストとして
地域医療に貢献できるよう頑張ってもらいたいと思う。
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