• 2020/03/05
  • 院長のひとり言
慢性腰痛で鎮痛薬を常用している人は新型コロナに気をつけて


新型コロナウイルスに感染した人が

初めは腰痛を訴えて受診して

鎮痛剤と解熱剤を処方されていたと

ワイドショーで見ましたが


頭痛薬でもそうだが痛み止めには解熱作用がある


だから腰痛で鎮痛剤を服用していると

腰痛と共に熱も下がっているので

薬が効く期間は本当の原因が分からないのである


最近のワイドショーでは

新型コロナウイルスに感染した人の行動を

時系列で細かく教えてくれるのでよく分かるのですが


皆さん不調を感じてから鎮痛剤で3〜4日ぐらい

普通に生活しながら様子を見ている

そして

いつまで鎮痛薬を飲んでいても改善しないので

怖くなって医院を受診する

「のどが痛い」「倦怠感がある」などの症状から

お医者さんも鎮痛薬と総合感冒薬と胃薬を処方する

それで1週間程経過を見ても悪化していくので

再受診してPCR検査すると新型コロナウイルス陽性になる


ほとんどの人がこんな経過を辿っている


最初の症状があった日から診断が下されるまでに

2週間もの時間が費やされている


普通の風邪ならとっくに治っているはずだが


この人達はその期間に病状がどんどん進行して

診断がついたころには入院を余儀なくされている


新型コロナウイルスの潜伏期間が長いという

特徴もあるがこの人達が悪化してしまった共通点は

すぐに「鎮痛剤を使う」ということである


日常的に鎮痛剤を常用するのは危険だ


もしも慢性腰痛で鎮痛薬を常用している人がいたら

今すぐに服用をストップした方がいい


鎮痛薬で腰痛が治るわけではないので

安静にして我慢できる痛みなら鎮痛剤を飲まないで

痛くない姿勢で安静にしている事が

腰痛治療にも新型コロナウイルス対策にもなります


慢性腰痛は鎮痛薬では治りませんので

どうしても眠れ無いほどの痛みの時に

頓服として使っていただきたいと思います。





★ 毎月第3土曜日【お灸教室】開催!詳しくはコチラをご覧ください


★ 最後までお付き合いありがとうございました おもしろかったらクリックしてください 

 ↓    ↓    ↓

   中医学 ブログランキングへ 

♯中医学
♯鍼灸治療
♯藤井寺
♯腰痛
♯膝痛
♯五十肩
♯慢性腰痛
♯新型コロナウイルス

一覧に戻る