• 2019/11/22
  • 院長のひとり言
揉んでも治らない首の痛みは鍼灸治療の得意技です!


首が痛くて治療してもらいたいが

鍼灸治療は怖いのでマッサージで

治療してもらいたい


そんな方が来院された


いろいろな治療院へ行ったが治らない

だから当院へ来られたのだろうと思い


折角当院へ来られたのだから鍼灸治療をお勧めしたが

鍼への恐怖心が強く「考えます」と言って帰られた


首の痛みに関わらず肩こりや腰痛などで

いくら揉んでも治らない

そういうケースの方が実はとても多いのである


なぜ治らないのか一緒に考えてみましょう


首が痛くなる原因は多く

1・頸椎に変形や狭窄などの原因がある

2・悪い姿勢で長時間労働するなど疲労性のもの

3・捻挫やむち打ち症などの外傷性のもの

4・眼精疲労、鼻づまり、歯ぎしりなどが原因のもの

5・心不全や結核などの病気の2次的なもの

6・不眠、食欲不振や肉体疲労で衰弱が原因のもの


上記のように様々な原因で首は痛くなる

1〜6のうちで首を揉んで改善するケースはどれだろうか?


1番は頸椎に変形や狭窄があるので外力を加えると

神経を刺激して頭痛や手足のシビレが

ひどくなってしまう恐れがあるので

揉んではいけないケースである


3番は外傷で筋肉や靭帯が損傷されているので

マッサージどころか温めることもNGである


4番と5番は原因となる疾患を治療しなければ

首が凝っているからといっていくら揉んでも

気持ちいいだけで症状は全く改善されない


6番はエネルギー不足によって全身の倦怠感を伴う

首の症状であり首の筋肉がコっているのではないので

いくら揉んでも気持ち良くないし逆に痛いだけだ


残るは2番の

悪い姿勢で長時間労働をして疲労が蓄積している時だけが

マッサージの適応症状になるのだが


実はこれも程度問題であり

そもそも悪い姿勢で筋肉に乳酸などの老廃物がたまり

血行が悪くなり筋肉が硬くなった状態を

「首がコっている」という

コリとは不快感であり痛みになるまでの症状


このコリの症状は筋肉を揉みほぐすと改善する


ところが


初めに登場した患者さんは首が痛いと訴えたので

明らかにこの方の場合は痛みでありコリではない


首に痛みがあるということは何らかの組織の損傷か

炎症が起こっているので

揉んではいけないケースなのだ


揉んではいけない人がマッサージで治してもらいたいと思って

あっちこっちのマッサージ屋さんへ行って揉んでもらっても

良くなるどころか悪くなるのは当然である


鍼灸治療なら変形性でも疲労性でも

眼精疲労や鼻づまり、歯ぎしりでも

外傷性でも衰弱性でも全てに根本的治療ができる

心不全や結核などの原因疾患があっても

医療機関と連携して痛みのコントロールができるので


怖がらずに鍼灸治療を受けてもらいたかった


まだまだ我々鍼灸業界の宣伝不足もあり

鍼は痛いとか灸は熱いとか体質に合わないなど

ネガティブな固定観念で恐がる人が多い


世の中の固定観念を覆さない限り

助けられるのに助けられない人が多く

そのジレンマと戦わなければならない日々がつづくのだろう




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