• 2014/07/14
  • 院長のひとり言
雨男
土日を利用して日本海の
宮津へキス釣りに出かけた

7月の観測史上最大規模の
台風8号も無事に通り過ぎ

今回は台風一過の
最高のお天気で釣りができる!

そう思って

日焼け止めやサングラス
お茶やスポーツドリンクも用意して

土曜日の夜10時に5人で集合して
現地に夜中の1時に到着

星は見えないが風も無く
穏やかでのんびりと夜釣りを楽しんで

4時から1時間程車で仮眠をとり

6時から手漕ぎボートを3艘借りて
二人、二人、一人に分かれて

海水浴場を意気揚々と出て
砂浜から約50メートルの所に
テトラポットがあり
その外側で釣るのである

ボートがテトラの外側へ出たころから
にわかに風が強くなってきて
「風がでてきたかな?」

ポイントに着いて
釣りだした頃からポツポツと降り出した

日照りになるものと思っていたので
雨の用意は車に置いてきたので
「すぐに止むだろう」

キスが面白いように釣れて
雨の事は気にしないようにしたが

しだいに本降りになり

雨が体を叩く強さも増し

バケツをひっくり返した
滝のような雨になり

下着までびしょ濡れになり
冷たい風が体を冷やし

脚が震え、口がガクガクして
釣り針にエサを付けるのに
手が震えてできなくなり

時計を見ると8時半
まだ早いし魚は釣れているが
寒さで体が限界だった

「もう止めて戻ろうか」
と言うのも
「ろうやえてももろうか」
と言うのがやっとの状況

昔から小生が旅行や
楽しみにしているイベントには
きまって雨がふる
 
家族旅行やアウトドアは必ず雨

家族からは「雨神様」だの
「嵐を呼ぶ男」だの言われている

モンゴルボランティアでは
ゲルで泊まって見る
星空を楽しみにしていたが
その日は嵐で落雷に怯えていた

「前世で大きな罪をおかしたのか?」
「親の因果が子に廻ったのか」

病気には原因があり
治療が可能だが

雨男には原因もわからない

良い治療法はないものだろうか?

一覧に戻る