- 2019/10/29
- 院長のひとり言
- 本気で一億総活躍社会の実現を!
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昨日の朝刊の一面に40代の引きこもりが
最も人数多いと書いてあったのに驚いた
40代といえば普通は係長や課長などの
中堅管理職でパパでありママであり
共働きで住宅ローンを払いながら
週末はショッピングや家族旅行をして消費する
この日本を支えている一番の稼ぎ頭だと思っていたのに
その世代が一番引きこもっている人が多いなんて
これからの日本はどうなるのだろうか?
そういえば
私が25歳で今の治療所を開業した頃に(平成2年頃)
近所の居酒屋でバイトしていた男子が
ハワイに接待されたのでアパレルの会社に入社したとか
就職内定者にはグアム研修があったとかで
世の中はまだバブルで景気のいい話だったが
翌年から求人が突然激減し
その後就職氷河期に突入していったことを記憶している
だから今の50代は景気のいい時に就職しているが
40代の人たちが就職をする時期には
就職氷河期とか超氷河期などと言われた
一流大学を出ても厳しく
私の知り合いの方の従業員15人ほどの
小さな町工場の事務員さんに
神戸大学を卒業した女子が就職したと聞いたこともある
本当に超氷河期だったようだ
最近親が亡くなっているのに
それを隠して親の年金を受け取ろうとする事件が増えてきているが
引きこもりの人たちは養ってくれる親がいなくなると
生活能力がないので国民の税金で
生活を扶助しなければ生きていくことができない
そうなると今でも保険や福祉で国家予算が圧迫されているのに
どんどん厳しくなることが確実だ
AIやロボット技術の発達で求人は減る一方
ところが条件の悪い仕事は求人を出しても人が集まらずに
人手不足で外国人を受け入れるとか
何かチグハグな世の中である
最低賃金が上がると経営者は人を減らそうとするし
労働力の安い国に工場を移転してしまう
条件の悪い職種に予算を付けて条件を改善して
外国人に頼らなくてもよい社会にしたいものである
一億総活躍社会などと言う言葉を思い出したが
安倍総理はそのことを意識して発言されたのだろうか?
世の中は逆方向に急加速して見えるのだが
本気で考えてもらいたい。
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