• 2019/07/30
  • 院長のひとり言
張本さんに「喝!」


28日のサンデーモーニングでの

張本さんの発言にダルビッシュが噛みついたことが

大きな反響になっているようだ


今行われている高校野の地区予選の

岩手大会決勝戦で「令和の怪物」こと

佐々木朗希投手が登板せずに大船渡が敗退したことに

張本さんが「喝」を入れたことに怒りが抑えられなかったようだ


このツイートはあっという間に拡散し10万いいねがつき

サッカーの長友佑都まで賛同したという


私もこの放送をリアルタイムで見ていたが

張本さんの発言に絶句した


「最近のスポーツ界で、私はこれが一番残念だと思います」

「監督と佐々木くんのチームじゃないから。ナインはどうしますの?

1年生から3年生まで必死に練習して…」

「ケガを怖がったんじゃ、スポーツをやめた方がいい

みんな宿命なんですから」などと間髪入れずに発言したが


令和の怪物と呼ばれる佐々木投手が決勝戦で見られない

甲子園で見られないことは私たち

世の中のみんな残念であり「何で?」とは思っている


しかしその後の

監督と佐々木君のチームでは無い・・・・

と言う発言や


ケガを怖がったらスポーツやめたほうがいい・・・

などの発言は余りにも無責任であり

張本さんのようなご意見番的な人が言うべき言葉ではない


163キロの速球を投げる佐々木君にとって甲子園は

ただの通過点であり日本のプロ野球すら通過点である


その佐々木君を預かる監督さんからすれば

チームは勝たせたいが佐々木君の将来を考えると

決勝戦で無理をさせられないと考えたのだろう


それは断腸の思いで苦渋の選択だったのだ


佐々木君も自分の野球人生の目標が甲子園出場だと思っていたら

監督が何と言っても登板することを願い出たはずだが

結果的に監督の指導に従った


結局この問題は当事者本人しか決断できない事なのだ


今回の出来事はスポーツの指導者の方々

皆さんに考えてもらいたい事例だと思う


当院にも大事な試合やコンクールが目前に迫った選手が来て

「何とかして試合にでれるようにしてくださ」と言うが

私は絶対に出させない方針をとる


何故なら当院は治療院だからである


チームドクターやトレーナーは

ケガの予防や メンテナンスをするのが仕事なので

チームの為なら監督と協議してアスリートに

無理をさせることもあるかもしれないが


治療家は身体の治療を最優先するので

試合とかそんな都合は関係ない

損傷部位が完全に治癒するまでは

絶対に競技をする許可を出さない


オリンピックのうように一生の目標の試合なら

痛み止めの注射を打ってでも出て

二度と競技が出来なくなっても悔いはないだろう


しかしそうでない限り無理をさせるべきでは無い


実際にどんなスポーツでも過度の使い過ぎによる

障害を負った人が非常に多いのだ


ダルビッシュや長友などの超一流選手は

子供の頃から天才と呼ばれて途中で故障して

夢をあきらめた仲間達を嫌と言うほど見て来ているので


今回の張本さんの無責任な発言に

我慢ができなかったのだろう


私からも張本さんに「喝!」である



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