• 2019/02/07
  • 院長のひとり言
痛みの原因を絶つことが治療の最低条件です


親指が痛くなってきたという患者さん


「関節が痛いのですね」


「そうなんです、親指の関節が」

赤く腫れた関節をさすりながら言われたので


肘から先が全部痛いのではなく

その関節が痛いのですね


「ハイ」


昨日のコラムで書いた

問診も診察もしない治療家だと


「これは首が悪いんだ」などと

診もしないで胸郭出口症候群と判断して

いい加減な施術をするのだろか?


などと考えながら


「これは腱鞘炎の前兆の症状なので

できるだけ手を使わないようにして下さい」


「私、手が痛くなる事一つもしてませんけど」


「手を使わない人が腱鞘炎にはなりません」


「だけど、全然手を使わないわけにはねー」


「どんな時に痛くなるのですか?」


「掃除機をかけている時

洗濯物を干している時

硬いものを包丁で切る時

ふきんを絞る時

洗い物をしている時などです」


「ほら、そんなに手を使ったら腱鞘炎になりますよ」


腱鞘炎は患部を安静にした人しか治りませんので

掃除機、洗濯物干し、洗い物などは

絶対にしないでくださいね


別に意地悪で言ってるのではなく

どんな病気でも原因を絶たなければ治らない


病名が判り、原因が判り、治療法が判ったのだから

後は必要な事を実行してもらうだけ


それだけのことなのですが

それが難しいようなのです(笑)



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