• 2015/11/10
  • 院長のひとり言
骨折に注意
朝のニュースで

冬場は骨折に注意と言っていた

骨折に季節が関係していたのを
知らなかったのは
専門家として恥ずかしいな

などと思いながら見た

二ユースによると

高齢者の骨折は10月〜3月に多い

冬場は紫外線量が減るので
ビタミンDの摂取量が減り

ビタミンDが不足すると
骨密度が減少する

だから冬場は骨がもろい

しかも77%が自宅で負傷しているそうだ

冬場はしっかり太陽にあたって

体がこわばって硬くならないように
ストレッチ体操などをして

転倒予防しなければいけない

ニュースではこの二つだったが
もう一つ注意してもらいたのが

起立性の低血圧によるふらつきだ


寝ている時は心臓と脳は同じ高さだが

立ち上がると心臓は重力に
逆らって脳に血液を届けなければならないが

高齢者になると心臓の
ポンプ作用が弱くなり

立ち上がってすぐには十分な血液が
脳に届かないので

一次的に脳が低血圧になり
フラフラするのだ

高齢者なら誰でもおこる普通のことなので
治療する必要はないが

転倒の危険があるので要注意である

予防としては

起立性の低血圧でフラフラするかもしれない
という予測をして起き上がることだ

急に立ち上がらずに
一度座ってフワフワしていないか確かめて

それから動くようにするように心がける

注意一秒、怪我一生というが
高齢者の骨折は命取りである

冬場は家の中での転倒にご注意あれ




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