• 2015/09/14
  • 院長のひとり言
バレーボール肩
昨日は藤井寺市の市民総体の
バレーボール大会の
救護活動ボランティアに行ってきた

頻繁にジャンプをするので
下腿の筋肉の痙攣

ボールトスやブロックで
つき指や指の過伸展捻挫

色々なケガがあったが

一番多かったのが

肩の痛みと不調だ

試合中に痛めた人もいたが

肩を治療に来た7人中5人は

以前から肩が痛かった人だ


何度もスパイクを撃つ選手は

肩の同じ動きを繰り返すので

同じ腱を痛めてしまうのである


しかも

みなさん同じように

痛いところを指圧したり

肩をグルグルまわしたり

悪化するようなことを

積極的にされているのだ


乱暴な指圧やマッサージは
炎症部を刺激する

ハードな運動は熱を産み
火に油をそそぐ行為である


「オーバーワークによって痛めているので
局所の安静と休息が必要です」

「それではバレーボールができません」

「それはあなたの都合でしょ?」

「・・・」


小生は根っからの治療家なので

トレーナーには向かないようだ


小生はテニスの錦織選手が

全米オープンで1回戦敗退したのは

大腿部の筋挫傷部を

安静にせず

運動療法で鍛えようとして

失敗したからだと考えている

去年はしっかりと安静にして
準優勝と良い結果だったが

今年はトレーナーが変わり

そのトレーナー同伴でアメリカ入りした

そして

思いがけない結果に終わった

小生は治療家なので

トレーナーの方の考え方は

さっぱり理解できないが


どんな素晴らしい手当をしても

損傷部位が治癒するには

安静と休息が必要だということを

多くの人に知ってもらいたいのである




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