• 2014/11/27
  • 院長のひとり言
東洋医学は予防と養生
我々は病気になって病院にかかるのが
普通になっている

病院は発病してから行くところ

東洋医学には「未治病」という言葉がある

まだ発症していない病気を未然に治す

また、「養生」という言葉がある

生活習慣を正して健康を維持する
自分の体の状態を知り
体に悪いことをしないように心がけること


膝の悪い患者さんが糖尿病の薬を飲んでいる

「血糖値はいくらぐらいですか?」

「知らない」
「薬を飲んでいるので正常だろう」

病院では投薬で血糖値の数字合わせして

患者に養生を指導しない

これでは臭いものに蓋をしているだけなので

患者は毎日好きなものを
お腹いっぱい食べて

病気はどんどん進行していく

鍼灸治療には

・発病して治療する
・発病を予防して健康増進する

2つの特徴がある

ぎっくり腰などの激しい痛みが
一瞬にして消失するので

頓服薬のように使うこともできる

定期的に治療することによって

健康の維持増進と病気予防になる

同時に脈や舌、腹や背中の変化を
観察することで

気管や胃腸がなどの内臓の
弱りなども事前に把握して

用心するように指導するので

未病を防ぐことができる

予防と養生ができることが
東洋医学の最も素晴らしいところである

当院の患者さんの大半は

大変な症状に悩まされて
あちこちの病院や治療院を受診したが
効果が無かったので

東洋医学の駆け込み寺である当院で
治療して症状が改善して

現在はどこにも痛みのない人たちである

定期的な通院をしていれば
健康で充実した日常生活を過ごせる

病院に何年も通院しているのに
「痛い痛い」「もう治りません」
と言っている人たちとは

人生のクオリティーが違うのである!







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