• 2026/01/19
  • 鍼灸・東洋医学
血圧の正常範囲が二十歳と八十歳で同じなのはおかしい

日本高血圧学会が取りまとめた
ガイドライン2025で

年齢に関わらず上の血圧を130㎜Hg
下の血圧を80㎜Hg未満なで下げると
脳卒中や心臓病のリスクが下がる
と提言している

83歳の女性の患者さんが「血圧が
高くて脳卒中とか心臓病になるのが
怖いから薬を飲むことにしました」

「そんなに高いのですか?」

「はい、上が140の下が82になって
しまったので」

「そうですか、、、、」

血圧は心臓が収縮して血液を送り出す
時に血管にかかる圧力を計るもので

年を取ると心臓も血管も老化して
機能が衰える

男性は30代から、女性は閉経後から
コレステロール値が上がりだすので
中年以降は動脈硬化が進む

高齢者は心拍数は減り一回の拍出量が増える
一方血管壁は硬化して柔軟性が落ちるので
年齢と供に血圧は高くなるのが
自然の摂理である

なのに幾つになっても降圧剤で血圧を
130㎜Hg未満にしておく必要があるとは思えない

血圧を低く抑えることで脳卒中や心臓病の
リスクが下がるかもしれないが
降圧剤を常用すると

めまいやふらつきで転倒したり
むくみ、頭痛、動悸、咳、倦怠感や
活動力低下につながり長期服用で
腎臓がんや大腸がんのリスクもある

なので冒頭の患者さんのように
83歳で140/82ぐらいなら降圧剤を
飲むよりは塩分やコレステロールを
控える食事や運動をしていれば

その方が健康で長生きできるのでは
ないだろうか?

というわけで若年者、中年、高齢者と
適正な血圧が違うと思うので
それぞれに正常値を設けるほうが
国民の健康を守れると思うのである。




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