- 還暦過ぎてやみくもに鍛えるのは危険だ
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昨日、同い年の人とハイキングを
しながらお互いに健康のために
運動をしているので
健康談議に花がさいた
彼は若い頃からジムで
汗をかくのが趣味で
体づくりとストレス解消になるので
欠かさずに続けて来たそうだ
だから61歳の今でも毎日
腕立て伏せ40回できるそうだ
私は還暦を迎えた今年の1月に
筋トレを開始した時には
腕立て伏せ3回しかできなくて
壁腕立てふせから開始して
現在やっと腕立て伏せ20回
できるようになっていたので
毎日40回と聞いて驚いた
でも40回やると肩に痛みがでて
困っていると言う
「それはいつから?」
「もう1年ぐらいいかな」
腕立て伏せをしなければ痛くない
のであれば腕立て伏せを
しばらく止めれば治るよ
とアドバイスすると
止めてしまうとできなくなるのが
怖くてやめられないと言う
では治療にきてもらうしかないな(笑)
などと話していたら
来年2月に10キロマラソンを
走ろうと思ってトレーニングしている
と言い出した
え?
普通に歩く時に膝に体重の2倍ほどの
負荷がかかっているそうだけど
ランニングすると膝に体重の3~4倍
の負荷がかかるといわれているので
この年で10キロも走ると膝・股関節・腰
などの関節部分の軟骨が消耗して
変形性膝関節症や股関節症や
椎間板ヘルニアや腰椎分離症などの
リスクが高まって
「老化が早まってしまうよ」
とアドバイスしたが
去年定年して今はアルバイトしか
していないので体を動かしていないと
暇でしょうがない
と言うので
彼がいつまでも元気で体を動かす
ことが出来るようにサポートする
しかないと思ったが
本当は体を動かすことが好きな人は
もっと運動のリスクを学んで
身体を消耗しないように
上手く運動していく術を磨いて
幾つになっても痛みがなく
楽しく運動をしてもらいたいものだと
思ったのである。
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