• 2024/11/22
  • 首・肩・膝の痛み
五十肩は間違った常識がはびこっている

昨日の昼休みに犬の散歩をしていると
商工会の青年部活動をしていた頃の
先輩にばったり出会い

そういえば10年ぐらい前に膝の激痛で
2回だけ治療に来られた事がある

「君のお陰で最近膝の調子はいいんだ
だけど時々肩が痛くてね」
と言いながら右肩をグルグル回すので

「いつからですか?」

「2か月ぐらいはこんな感じかな」

五十肩は初めから激痛で腕が上がらなくなり
肩関節が拘縮してしまうのではなく

この方のように最近何となく肩の
調子が悪くて何かの拍子に痛かったりするので
肩をもんだりストレッチしたりして
肩を良く動かすようにしていると
徐々に悪くなり2~3か月後に
激痛とともに五十肩が発症して

手を少し動かしただけでも痛くて
夜寝がえりを打つたびに目が覚めて
しまうようになるのだ

だからこの方の場合はすでに
2か月間調子が悪い状態がつづいているので
いつ五十肩を発症しても不思議ではない

「それはちょっとヤバいかもしれませんよ
五十肩は腱板や関節包に炎症がおこって
痛みを発するので安静にして
肩関節を動かさないようにしないと
発症するとえらい目にあいますよ」

「ホンマかいなー、動かさないと動かんように
なってまうと思って逆に動かしてたけど
そういえば動かすと調子悪いな」

その後、もう少し五十肩の養生法を説明して
ついでに私の五十肩のYouTube動画が
あることを宣伝しておいたが

私と出会うのがあと1カ月後だったら
この方は間違いなく五十肩を発症して
1年以上辛い思いをしただろう

五十肩については本当に間違った
常識が定着していて
ほとんどの国民が間違った努力をして
どんどん五十肩になってしまうので

私はこのブログでもSNSの動画でも
五十肩の正しい知識と養生法を何度も
繰り返し発信して

一人でも多くの人に真実を知ってもらって
五十肩で辛い思いをする人が
いなくなることを願っているのである。



一覧に戻る