- イスラエルに思う事
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ガザにある国連運営の学校を攻撃した
ことに対してアメリカが抗議している
大学生を中心にアメリカ全土で
イスラエル抗議のデモ集会が
連日猛烈に行われているそうだ
イスラエルの攻撃で罪もない子供や
女性たちが毎日何十人も殺害されているの
だから早く終わらせなければならない
先日オッペンハイマーという映画が
大ヒットして
原爆を作ってしまった
天才の苦悩を描いた映画に
多くのアメリカ人が涙した
1947年、今から77年前にアメリカは
広島と長崎に原爆を投下し
広島では14万人、長崎では7万4千人が
死亡してその後77年たった今でも
多くの被爆者が後遺症に苦しめられている
被爆者や犠牲者の遺族にとって
戦争はいまだに終わっていないのである
現在のイスラエルとハマスの関係と
当時のアメリカと大日本帝国の関係が
私の眼にはダブって見える
初めはパールハーバーで始まり
最後は本土を爆撃されるようになって
大阪や東京などの主要都市が焼け
野原になるぐらい空爆されて
多くの罪もない民間の子供や女性たちが
連日のようにアメリカに虐殺されていた
それは現在のガザと同じ状態だ
それでも大日本帝国は降参しなかった
だから原爆を投下されたのである
この状況は今のハマスと同じである
それなら原爆を投下して終わらせるのか?
アメリカは原爆を使って
「戦争を終結させてあげた」
「終結させるためには必要だった」と
原爆投下を肯定している
数年前に息子が短期留学でお世話になった
アメリカのホストファミリーに
挨拶がてら遊びに行った時に
4歳の子供からパールハーバーの
ことを責められた経験がある
この時にアメリカはパールハーバー
の恨みを子供に教育して日本は悪い国で
原爆は長い戦争に終止符を打った正しい
行為だと教えているのだと感じた
現在アメリカの若者を中心に
イスラエルの虐殺行為に
抗議の声が上がっているので
あなたたちの国は77年前に
もっとえげつない虐殺行為を行ったんだよ
そして「戦争を終結させてあげた」と
言ってはばからないんだよと
教えてあげたい気持ちになった。
間違わないでもらいたが
私はアンチアメリカ思想ではなく
アメリカ人の友人もいるし
ホストファミリーとも今でも
フェイスブックなどで
交流させてもらっているので
アメリカは大好きな国である
ただし歴史認識の違いはお互いの
国に居てはわからない
現在アメリカの若者たちは
イスラエルとハマスの戦争を
遠くから客観的に見れる状態で
イスラエルを批判しているので
この機会に昔アメリカが行った行為を
正確に知ってもらって核兵器の悲劇が
2度と繰り返さない世の中に
してもらいたいと思ったのである。
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