• 2024/03/23
  • 院長のひとり言
ギャンブル依存症は先天性ではないだろうか?


大谷翔平選手の通訳の
水原一平さんがギャンブルで
巨額の負債を抱えて
大谷選手の口座から7億円近くの
大金を横領していた事件で

ギャンブル依存症という病気を
久しぶりに耳にした

バブルがはじけて間もない頃は
藤井寺でもパチンコ屋さんが
どこのお店も大盛況で

中にはパチンコ依存症で夫の
給料を使い果たしてしまい
売春をしてパチンコ代を賄っている
女性が何人もいるような
生々しい話を聞いたことがあった

私はギャンブル依存症になる人は
薬物の依存症の人と違って
先天的な脳の異常があるのではなかと
推測している

以前、柔道整復師会の藤井寺支部で
藤井寺市民祭りなどで子供相手の
当てものの出店をした時のこと

任天堂のゲームや遊戯王カードなどの
子どもたちが喜びそうな物を多数並べて
1回100円のくじ引きを引かせるのだが

親からもらったお小遣いを
全部使い果たしてしまい
ベソをかいて1等の商品を指さして
「あれが欲しい」と涙目になり

家にお金をもらいに帰って
もらってきたお金を再び全部使い果たして
ギャンギャン泣き叫ぶ

明らかに普通の子供たちとは違い
勝負事にどんどんのめり込む感じが

まるで欲求にブレーキが利かない
車のようで見ていて怖いぐらいだった

そんな子供が1時間に1人ぐらいの
割合でやって来ていた

こんな子供達が大人になって
パチンコや競馬などのギャンブルに
のめり込んだら大変なことになると
思ったことを思いだした

他の依存症では薬物に脳が依存してしまうが
ギャンブル依存症の人は産まれつき
ギャンブルをしてはいけない脳の
持ち主なのではないかと思うのである。




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