• 2023/07/12
  • 院長のひとり言
LGBTは白黒ハッキリより優しさを持ち寄る方がいい


経済産業省のトランスジェンダーの職員が
職場の女性トイレの使用を制限されているのは
不当だと国を訴えた裁判で
最高裁は職員の訴えを指示し
国の対応は違法だと判決を言い渡した

この裁判は国家公務員が自分の職場で
自分が認識している性別のトイレに
行かせてほしいという願いを
叶えた裁判であるが

最高裁がその事を認めた事によって
様々な場面で論争がおこるだろう

LGBTであるとカミングアウトして
堂々と職場で自分の認識する
性で仕事をしている人に対しては
おそらく違和感なく一緒の
トイレを共有できると思うが

駅やレストランなどの公衆トイレでは
どうなんだろうか?

また、銭湯や旅館の大浴場などで
自分の認識する性のお風呂に入ることを
どれだけの人が容認できるだろうか?

これってLGBTとか社会的に騒いで
裁判を起こしたりするから
白黒ハッキリさせなければならないが

今でも高速のパーキングで観光バスの
おばさん達が女子トイレが込んでいると
男子トイレに堂々と入って来るし
トイレ掃除のおばさんがいても
特に何も感じない

逆に銭湯に小学生の女の子を連れた
お父さんがいるが小学生でも
4年生ぐらいになると女性的な
体になっているので止めてほしい

また、レズやゲイの人は今でも
常に自分が認識している性と
違うお風呂に入っているが

それって私が女装して女風呂に
入っているのと同じ精神構造なので

それを想像するとスーパー銭湯に
入りにくくなるが

今までじろじろ見られたり
触られたりする危害を
加えられたことはないので

何となく「そんな人もいるかもな?」
ぐらいの感覚でいる方がいいようだ

欧米はとにかく権利を主張して
白黒ハッキリさせなければならない社会だが
日本は逆にハッキリさせない文化があり

国民みんなが何となく周りに
LGBTの人がいるかもしれないけど
「まあいいんじゃない」という感じで
曖昧に受け止めて行くほうがいい

裁判で喧嘩して権利を主張するより
みんなが優しさを持ち寄る方が
性的少数派の人達も居心地のいい
社会になるような気がします。

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