• 2022/11/21
  • 鍼灸・東洋医学
鍼灸と薬では何が違うのか?②


①では痛みは危険を脳に知らせる
警報装置である説明をしました

では鍼灸と薬では何が違うでしょうか?

鍼灸と薬では痛みの消え方が
根本的に違います

薬の場合は体が危険を察知して痛みを
知らせる物質を放出すると
その物質を脳がキャッチするのを
妨害して認識できなくしているのです

テレビのCMで抗ヒスタミン剤などと
耳にしたことがあると思うが
あれはヒスタミンという痛みの
物質を脳が認識しないように
妨害する薬という意味なのです

一方、鍼灸治療では一部の学者が
脳内モルヒネが分泌して脳が痛みを
感じないのだとか
ゲートコントロール説と言って
脊髄で痛みをブロックするのだと
主張しているようだが

だとしたら薬のように有効時間が
過ぎれば痛みがぶり返すはずだが
鍼灸治療では何時間有効という
ものではないので

臨床を知らない学者の戯言であり
全く的を得ていない!

つづく



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