• 2022/10/20
  • 首・肩・膝の痛み
「肩こり」間違いだらけの常識②


肩こりの原因は頸部から肩、肩背部にある
僧帽筋などの筋肉の血行不良である

だから僧帽筋のストレッチをして
血行改善と筋肉の柔軟性を取り戻そう!

整形外科では決まって上記のような
説明で体操やマッサージを奨励し
肩こりは体操やマッサージで解消できる

そんな常識が蔓延しているが
これが大間違いなのだ!

西洋医学は「木を見て森を見ず」なんて
うまいこと言ったものだが
その言葉にピッタリ当てはまる事例である

肩こりの原因が整形外科の主張するように
僧帽筋などの筋肉の血行不良だとすれば
僧帽筋を温めて血行を促進して
ストレッチやマッサージで筋肉を
ほぐすことで解消されるだろう

しかし

その方法で肩こりが解消する人は
めったにいない事を大きな声で言いたい

ナゼ整形外科の方法で肩こりは解消されないのか?

それは肩こりの原因が僧帽筋の
血行不良としていることが
間違っているからなのだ

正解は
肩こりの原因は人によって違うのだ!

目が悪い人、鼻が悪い人、耳やノドが悪い人
頸椎などの脊椎に変形がある人
一日中パソコンやスマホを見ている人
窮屈な姿勢で仕事をしている人
頻尿で不眠症だったりストレスで精神的に辛い人

その他にも心臓や胃などの内臓の不調など
いろいろな不定愁訴の一つとして肩こりがある

肩こりの原因は十人十色なのだ

このように人はそれぞれいろいろな原因で
首、肩、背中の筋肉の血行不良をおこし
肩こりになるのである

整形外科の主張する僧帽筋の
血行不良は「原因」ではなく「結果」なのだ

原因にアプローチしないで結果に
アプローチしても改善しないのは当然だ
まさしく「木を見て森を見ず」なのである。


つづく



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