• 2022/08/23
  • 首・肩・膝の痛み
痛みやシビレと筋力低下や感覚異常の違い


手が痛くてシビレるなどの
症状があれば頸椎症や胸郭出口症候群を疑って
首のレントゲンやCTの検査をするが

その際に頸椎のヘルニアや狭窄症が
見つかるケースが多く
手術でしか治す事ができないと
説明されるので
手術を決断する人も多いが

この診断の誤りがとても多いように思われる

当院では手術したのに治らない人が
後を絶たないならだ

結論から言うと
頸椎のヘルニアや狭窄症が原因ではなかったので
手術をしても治らなかったのである

このケースは仕事や趣味または
治療のために良かれと思って頑張っている
リハビリや体操、マッサージなどが
痛みやシビレの原因の場合が多い

このケースは

手術して2週間ほど安静にしていると
痛みもシビレも消失して治ったかに思えたが
その後リハビリが始まり元の生活に戻ると
症状はぶり返し
手術前と同じかそれ以上に悪化してしまう

医者に訴えても手術は成功し
痛みの原因は無ので痛み止めを飲んで
経過を見ましょうと言われてしまう

手術前に的確な診断が出来ていれば
こんな悲劇はおこらなかったのだ


実は手術を決断する前に症状から手術するべきか
手術をしないべきかを知る方法がある

痛みやシビレだけの症状なら
鍼灸治療で治す事ができる

当院では手術したのに治らなくて
来院されるケースがとても多く
その場合でも十分治療は可能である

しかし

筋力低下、麻痺、感覚異常などの症状が強ければすぐにでも
手術するべきケースだ

この場合は
頸椎ヘルニアや脊柱管狭窄症で
神経の通り道が狭窄してしまい
神経細胞が圧迫されて壊死していくので
放置せずに早期に手術するべきである
そしてこのケースでは手術で改善する

しかし実際には小さな頸椎ヘルニアや
狭窄症があっても筋力低下や麻痺、感覚異常の
症状まででるケースは稀で
ほとんどが痛みとシビレの症状を
治そうと思って強い整体やマッサージをして

炎症が激しくなって激痛になってしまい
痛みに耐えきれずに手術を決断してしまった
人が多いのでこのブログをご覧んの
人はそのような間違いのないようにしてください。

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