- 2021/01/12
- 院長のひとり言
- 何事も心の準備が大切です
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菅総理が各都道府県知事の要請を受けて
ようやく重たい腰を上げて
緊急事態宣言を発出し始めたようだが
一度ゆるんだ国民感情は
そう簡単には引き締まらない
私は感染症のエキスパートではないが
新型コロナウイルスは風邪の一種なので
冬場に流行して夏場に治まる事ぐらいは
十分に想像がついた
新型コロナウイルスが日本に入ってきて1年になるが
去年の夏場のコロナがおさまっている時期に
国民に強く自粛を要請しておいて
秋からGOtoキャンペーンを始めて
12月にコロナの勢いが増したのでGOtoを中止して
今度は1月になって緊急事態宣言を発出しているのは
あまりにも場当たりすぎる
政府の諮問機関のメンバーには
感染症のプロの先生たちがたくさんいるのに
いったい何をやっているのだろうか？
人は予期せぬことには過敏に反応し
不安になり動揺するが
想定していた事が起こっても
動揺しないものである
「夏場はGOtoでしっかり経済活動してもらって
秋からはコロナの季節なので自粛してください」と
国民に前もって伝えていたら
こんな結果にはなっていなかったのではないだろうか？
当院では一人一人の体質や病の状態を説明して
短期的な目標や長期的な目標を立てて
その目標に向かって一緒に努力する事を
とても重要視しています
症状が急に悪化しても動揺しないように
風・熱・湿・燥・寒などの環境変化や
運動過多・運動不足・生活習慣やストレスなど
さまざまな悪化要因も説明して
心の準備をしてもらいます
だから急に調子が悪くなったとしても動揺せずに
症状が治まるまで落ち着いてじっくりと
治療に専念できるのです
何事も心の準備が大切なのです
今の日本政府の場当たり的な政策を見ていると
全く先が見えない暗闇を手探りで歩かされているようで
とても不安になります。
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