• 2020/02/07
  • 院長のひとり言
ぎっくり腰が治らない理由


ぎっくり腰が3ヶ月も治らない

そんな場合は次の事が考えられます


1.椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの

重篤な疾患がある


2.腎臓結石や婦人科疾患などの内臓の病気がある


3.圧迫骨折している可能性がある


4.鎮痛剤でごまかして毎日動いているので安静にできない


5.治療法が間違っている


他にもいろいろ考えられますが

実は当院に来られる患者さんで

ぎっくり腰がなかなか治らないという人の

一番多い原因は5番の

「治療法が間違っている」です


ぎっくり腰とはある時突然ギクッと腰が痛くなり

身動きできないほど痛くなることを言います


そのほとんどは腰部の肉離れや筋違いのようなもので

安静にしていれば1週間で治ります

筋違いの場合、当院ではその場で治します


肉離れとは筋肉と筋膜に癒着やシワが出来て

筋膜に亀裂が入ったり切れたりしたものですので

患部の亀裂や切れたものが修復されるための

安静にする時間がどうしても1週間ほど必要です


ところが


腰痛は運動をして治すものだという都市伝説に騙されて

痛い患部をわざわざ痛いように運動して

それが治療だと思いこんでいる人が非常に多いのです


なぜか整形外科の病院も運動療法を推奨するところが多く

結果的に4番の鎮痛剤で痛みをごまかして運動してしると

同じ条件がそろってしまいます


鎮痛剤を使って日常生活を続けたり

間違った運動療法を続けていることが

治らない原因なのです


もう一度言いますが

ぎっくり腰は1週間の安静で治る疾患ですので

いつまでたっても治らないのは

間違った治療法を実践しているからです


運動療法は日常生活がスムーズに行えるようなってから

少しずつ無理のない程度でいいのです


このブログをご覧の方で心当たりのある人は

今行っているストレッチや運動療法を

全部止めて安静にしてください




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