- 2014/07/09
- 院長のひとり言
- マッサージは気持ちいいのが一番
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首の痛みでマッサージをうけている人はとてもは多いが
実はマッサージをして症状が悪化の一途をたどるケースが多いのである
首が痛くて整形外科や整骨院、整体などへ行ったが
一向に良くならない
もっと強い刺激をしてもらおうと鍼灸院へやって来る
診ると案の定
「拒按」の症状が出ている
中医学用語に「拒按」と「喜按」がある
拒按とは按じて嫌がる痛み
喜按とは按じて喜ぶ痛みである
肩こりのときにツボを押してもらうと「そこそこ」「もっとして」というのが喜按である
痛くて気持ちいい
触ると体が反射的に逃げる顔が痛みでゆがむ
こんな拒按の時にはマッサージや整体は逆効果だ
触られると痛くて顔をゆがめながら必死で我慢すると治るような気がして
我慢するような真面目な人はどんどん悪化の一途をたどる
それまで良いと思ってしていた体操整形、整骨、整体など全て止めて
鍼灸治療だけにしてもらうとほとんどの人は3日で治る
そもそもマッサージの目的は治療ではなく慰安である
寝てしまうぐらい気持ちいいマッサージが一番いいのである!