• 2019/06/28
  • 院長のひとり言
コンプライアンス順守にも限界があるのでは?


最近吉本の芸人さん達が

反社会的勢力に呼ばれて闇営業をして

次々と処分されている


カラテカ入江の口利きでの1件だけなら

「運の悪い人達やなー」と笑って終わりだが


スリムクラブは3年も前の話である

それなのに無期限謹慎処分とは厳しすぎる!


スリムクラブがアウトなら

事務所をとおさずに営業した芸人は

ほとんどみんなアウトになるのではないだろうか?


今回処分になった芸人さん達は

相手が暴力団とは知らなかったと言っている


実際、昔と違い今の暴力団は

一見しただけでは分からないのではないだろうか?


相手が暴力団と知らずに利益供与してもアウトなのか?


当院のように医療の場合は

貧富の差、男女の差、身分の差、罪人であっても

相手が誰であれ医療を施す義務がある

だから誰であろうが迷わずに手当するが


こうなって来ると医療でない商売の場合は大変だ


もしも


コンビニに暴力団員が弁当を買いに来たら

工務店に暴力団員が家を買いに来たら

ホテルに暴力団員が泊りに来たら


利益提供をした店員はみんな処分されることになる


吉本興業もコンプライアンスがどうのこうの言うのなら

なんばグランド花月に切符を買って入ってきた

暴力団員が一人でもいたら

その人を退場させないと舞台を開けることはできないことになる


映画館、野球場、コンサートなど

全ての娯楽に同じ事が言える


現実的に無理なことをしようとしているのではないだろうか?



そもそも暴力団にお笑いを提供することが

そんなに悪いことなのか?


捕まって刑務所にいる暴力団員に

慰安でコンサートや演芸をしている人が褒められて

捕まっていない暴力団員に同じ事をしたら

処分されるなんて不公平ではないか!



昔は直営業と言って今より堂々とやっていたそうだが

誰でも若い頃は世話になっている先輩芸人に声をかけられて

1度や2度は闇営業を経験しているそうだ


だから


この騒動をつつけば芋ずる式に

いくらでも謹慎者がでるだろうが


島田紳助の抜けた穴はいまだに埋められていない


島田紳助に匹敵する大物芸能人が

この一連の騒動に巻き込まれたら

芸能界はどうなるのだろうか?


コンプライアンス順守も大事だし

週刊誌に叩かれれば処分する必要があるのはわかるが

そこらへんを踏まえて週刊誌もマスコミも

もう少し柔軟な対応をしてもらいたいと思ったのである



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