- 2019/06/17
- 院長のひとり言
- お箸の使い方が悪いとお嫁にいけないのか？
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「正しくお箸を使えなければお嫁に行けないよ」と
娘が学校の先生に注意された事に腹をたてた母親が
「正しいお箸の使い方と結婚がどう関係あるのだ？」
「お箸の持ち方で人を判断する人と結婚する必要ない！」と
怒りのツイッターをしたことから
テレビのワイドショーも取り上げるほどの論争になっているようだ
確かにお箸の持ち方が悪いからといって
結婚を反対する理由にはならない
学校の先生という立場の人が生徒に言う言葉としては
適当ではないような気がする
インターネットでは大論争になっているようだ
しかし
私のような昭和の人間は
お箸の持ち方が悪い人を見ると
その人の育った環境を想像してしまう
勿論、育ちが良くてもお箸の持ち方が
変な人はたくさんいるので
一概には言えないが
一般的にそのように見る人が多いのだから
親としては子供にお箸の使い方ぐらいは
正しく教えておいてあげようと思う
ところがこの母親は
そんな事で判断する人と結婚しなくてもいい！などと
勝手に娘の将来を狭めてしまっている
そもそも恋愛結婚なら本人同士にとって
お箸の持ち方などどうでもいいことである
娘が結婚したくなった時に
相手のお宅で食事をして
先方のご両親に「育ちが悪い子だな」などと
思われないようにしてあげようと思わないのだろうか？
学校の先生の言い方に反発しての発言だと思うが
母親として娘の将来をあまり考えていないように思える
もしもウチの愚息に恋人ができて
その子がお箸の使い方が変だったからと言って
結婚に反対する理由にはならないが
どんな親なんだろう？と思うかもしれない
嫁さんにお箸の使い方を正せとは言わないが
孫には正しいお箸の使い方を教えてあげてもらいたと思うだろう
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