• 2019/05/14
  • 院長のひとり言
山はどこから登っても同じ頂上にたどり着く


先端医療はほんとに凄い

再生医療、薬、ロボットなど

今まで治すことが出来なかった病気が

ウソのように治っていく


その最先端の研究によって

我々の人体のことが少しずつ解明されてきているが


実はそのお蔭で鍼灸治療の効果も

科学的に実証されてきている


そしてWHOにも

漢方とともに鍼灸治療の有効性が正式に認められて

伝統医学として登録された



中医学では六臓六腑がお互いに働きあって

相性相克しながら働いている

その中でも六臓は六腑の主であり

六臓の中でも心は君主の官と言われ

心臓のポンプ作用以外にも

複雑な精神活動の司令塔であり

その心の働の実務を担当するのが心包であり

ストレスなどに対応するのが肝と言われている


同じように内臓には色々な働きがあり

お互いに情報を共有し合って働いていると

考えられてきた


昔から西洋医学の学者は内臓同士が情報連絡して

精神活動まで内臓が関わるなんて

非科学的で全くナンセンスである


情報は神経を介して脳に運ばれて脳が

全てを統括して命令を出していると考えてきた


ところが最近の研究で皮膚や内臓にも

脳と同じように情報を全身の器官に発信して

命令を発していることが分かってきたのである



西洋医学は常に目に見えるものを追い求めて

同じ症状の疾患を集団的に治す薬を開発してきた


東洋医学は目には見えないが「気」というエネルギーがあり

同じ症状でも一人一人の原因が違うと考えてきた


全く違う方向性で発展してきた二つの医学だが


やはり山はどこから登っても

同じ頂上にたどり着くようだ


これから先端医学が発達するにつれて

鍼灸治療の役割は益々大きくなり

いつの日か西洋医学と東洋医学は

1つの結論にたどり着くのではないだろうか?





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