• 2019/05/06
  • 院長のひとり言
昔は栄養失調、今は栄養過多が病気の原因


ゴールデンウィークに実家に帰って

両親から昔の話を聞かせてもらった


戦中から戦後の5〜6年間は

本当に食べるものに困った時代があり

イモのつるやイナゴを食べた話を聞かせてもらい


もう二度と戦争が起こらない事を

心から願うようになった


思えば昔は食べるものがなくて

栄養失調で病気になったが


現代の生活習慣病は食べ過ぎが原因で

おこってくる病気ばかりである


歴史的にも毎日3食キッチリと食べれて

しかも毎回お腹いっぱい食べることができる

こんな時代を日本人は初めて経験しているのではないだろうか?


子供の頃の食べるのに苦労した話をしている

両親も今やふっくらとよく肥えて

中性脂肪や血糖値を気にしている


中医学に「多食甘、則骨痛而髪落」という言葉が有る


甘いものを食べ過ぎると

骨が痛み、髪が抜けると言う意味である


砂糖、乳製品、果物はたくさんたべてはいけない


砂糖は塩よりも体に悪影響をあたえる

体に湿という邪を生み

さまざまな病気の原因になるのです


果物もビタミンやミネラルの補給になる前に

糖分の加重摂取になるのでほどほどにしなくてはならない


日本人は元来牛乳を飲む民族ではなかったので

体質的に合わない人が多く

みなさんカルシウム摂取のために飲んでいるが

実は動物性脂肪を飲んでいるだけという意見もある


腹八分目という言葉があるが

腹八分目は内臓の健康維持に欠かせないと同時に


一定のカロリー制限は細胞の老化を防ぐ

サーテュイン酵素を活性化させて

細胞の老化を防ぐ機能が強化されることが分っています


カロリー制限は寿命も伸ばしてくれるのです


戦争のない平和な時代だからこそ

たくさんの品目をまんべんなく

腹八分目に食べることを心がけなければならない


家にいつでも食べ物がある時代なので

食べない我慢をしなければならない時代でもある


そして


戦争のない平和な世の中である事への

感謝を忘れてはならないと思ったのでした。



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