• 2019/03/20
  • 院長のひとり言
鍼を打つとナゼ効くのか?いつの日か解明されるだろう!


鍼は神経を刺激するのですか?

筋肉を柔らかくするのですか?

血管やリンパの流れを良くするのですか?


いろいろ質問をうけます


そんな時は

鍼を打つと血管やリンパの流れが良くなり

筋肉も柔らかくなり痛みが緩和され

自律神経やホルモンのバランスが整うけども


そのことが鍼治療の目的ではなく


ツボに鍼を打つことによって

経絡の巡りが良くなり

体が元来持っている治すシステムが稼働して

結果的に上記のようないろいろな変化を起こす


鍼灸師によっては

「筋膜を刺激している」

「自律神経の調和をとっている」

などと持論を唱える人も多い


あえて私の持論を言わせてもらえば


ほとんどの人は経絡という目に見えない

血管のようなえネルギーが流れる道があると考えているようだが

私はそんなものは無いと考えている


エクソソームといって

全ての細胞がお互いに情報をカプセルに入れて発信している

皮膚は外界との境界であり

体外からの刺激は皮膚が感じて

神経を通して中枢神経に連絡しているが

同時に

エクソソームを発して

あらゆる臓器に情報を発信している


エクソソームはカプセルなので

血管内、リンパ、神経などの目に見えるルートも通るが

細胞間の液を介してどこにでも到達する

この目に見えないルートが経絡と呼ばれる


私はそう考えている


だから皮膚上に反応が出ているポイント(ツボ)を刺激して

腕の良い治療家ならエクソソームを分泌させて

全身どこでも自在に治療が可能となる


化学の歴史は常に仮説を立てて

それを立証していく

その積み重ねである


顕微鏡や天体望遠鏡、レントゲンやMRI

見えなかったものがどんどん見えるようになっていく


現在は鍼を打ってなぜ良くなるのか?

分からないから神秘的で面白いという意見もあるが

いつの日か科学的に解明される時がくるだろう



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