• 2019/02/02
  • 院長のひとり言
治療は養生も含めて100%完結する


治療は養生も含めて100%完結する


治療とは治療室で行う行為だけが治療では無く

患者さんが家庭や職場で

自ら積極的に安静にして

規則正しい生活と食事に気を付ける


その全てが治療という行為である事を理解してもらいたい


例えば


犬が足をケガしたとする

獣医さんに連れて行って

ケガの消毒や固定をして帰ってきても


犬が嫌がって固定を咬みちぎり

悪い脚を引きずって走り回ったら

治るわけがないと思いませんか?


犬にじっとしてろと言っても無理なので

狭いところに閉じ込めて

栄養のあるエサを与えて安静にさせ

エリザベスカラーというのを付けて

患部を咬めないようにすると

速やかに治っていく


このように


動物は安静にして

初めて自然治癒力が働いて治るのである


人間も動物である

いくら治療室で適切な処置をしても

本人が痛みの原因になる行動を止めなければ

治療は完結していない


仕事や家事を優先して

頭から「安静なんて、そんな事できるわけがない」と

安静にする事を放棄していると

前述の犬と同じ状態なので

良くならないのは当然なのです


仕事だから、家事だから、などと

安静になどできるわけがないと思っている人は


治療室での処置のみの治療になり

治りが悪く、倍以上の時間がかかるのは

当然であり


それは治療家にはどうにもできない領域なのです


その事を理解して

根気よく治療を続けていただきたいのです




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