- 2019/01/06
- 院長のひとり言
- やっぱり鍼灸治療は嫌われているんだなぁ、、、
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正月の３日の日に二日酔いでテレビをつけたら
NHKのあさイチと言う番組で
東洋医学の特集をやっていた
「おー、今年は正月から東洋医学が注目されているぞ！」
しかも今年の大河ドラマの綾瀬はるかと勘九郎がゲスト
「華やかでええやないかいー！」
二日酔いではあったがだんだん元気が出てきた
ところが
「お２人は鍼灸治療の経験はありますか？」の問いに
二人とも「ハリは痛いので苦手です」
「・・・・・」
せっかく元気になりかけていたのに
一気にテンション下がってしまった
二人ともいったいどんな鍼灸師に
どんな鍼灸治療をされたのだろう？
一流芸能人なんだから一流の鍼灸院で
施術してもらっていると思ったのだが？
その後番組は鍼灸師や漢方専門の医師が出て来て
東洋医学の良さを思う存分アピールしてくれて
最後には勘九郎も
「僕もどうにもならないほど辛いときは鍼灸にすがります
痛いけど鍼灸治療が一番効きます、マジで」と
言ってくれたので
「まあ、許したろかな」と思ったのであるが
しかし
やっぱり鍼治療は痛いという一般的な常識があるし
何をしても治らないので痛くて苦手だけど
しょうがなく鍼灸治療を受けに行くというニュアンスだ
勘九郎が行く鍼灸院の先生は
効かせる事ができるようだが
治療には痛みが伴うようだ
最近は病院の検査でも
患者さんの苦痛を緩和することを重視して
バリュウムの味を改善したり
いろいろな工夫がなされているので
鍼灸治療もできるだけ痛みのない治療で
治療効果の高い治療法を考えて
患者さんの苦痛を緩和する努力をしなければならない
どんな業界にも保守派と改革派がいて
グイグイ痛くしなければ効かないと思っている
保守的な鍼灸師も多いのが実情だが
どんなに伝統的な学術でも
改革なきところに発展はない！
どんな伝統芸能でも良いところを残しつつ
時代に合わせて進化しているから
生き残り続けているのである
そのためにも当院の痛くない鍼灸治療をもっともっと
一般の人に知ってもらうために
今年は頑張らなければならないと思い
鼻息が荒くなったのでした。
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