- 2018/12/13
- 院長のひとり言
- 時の流れに身を任せ~
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清水寺で今年の漢字「災」と書かれ
いよいよ年賀状を書く時期になってきた
家内の母も私の両親も
「今年で年賀状をやめる」と言っている
以前、80歳を過ぎると
「今年で筆を置きますという
年賀状が届いて寂しい」と言う患者さんがおられたが
子供の頃から当たり前のように書いていた
年賀状をやめるのは確かに寂しいだろう
若者たちはスマホで
ハッピーニューイヤーと新年の挨拶をしているので
若者たちは年賀状の習慣が
もともとないのだから寂しくもないだろう
高齢者と若者の年賀状離れが加速する中で
自分はどうするか?などと考えた
年賀状とはもともと平安時代のころに
年始に日頃お世話になった人や
親戚の家をまわって挨拶をする「年始回り」の
風習が広がってきて
回り切れない人に書面で挨拶するようになったようだ
だとすれば
時代と共に挨拶のツールが
スマホメールに変わってもいいのではないだろうか?
というよりも
数年後、平成生まれの人達が
社会の中心になる頃にはそれが当然になっていて
年賀状を出す少数派は
「今どき年賀状ですか?」と言われるかもしれない
私は昭和・平成・○○と
三つの時代を生きることになるが
時の流れに身を任せなければならない時もある
近い将来、私も年賀状をやめるのだろうと思ったのです
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