• 2018/09/30
  • 院長のひとり言
肩こりも必要な不快感なのでは?


肩こりを考えるとき

人間には必要な不快感なのではないかと思えてきた


肩こりには肩や背中が凝るものや首や頭が凝るもの

筋肉疲労のものや血行不良のもの

脊椎の変形や神経圧迫などのあるもの

精神的、内臓的、感染症など


いろいろあり


ほとんどの場合

マッサージでスッキリ解消することはない


しかし


とても気持ち良く、疲れた心を癒してくれて

至福のひと時を得ることができる


自然界を見れば

グルーミングといって「サルの毛づくろい」のような

お互いの寄生虫をとったり

舐め合ったりする行為があり

仲間同士のスキンシップを行っている


人間は赤ちゃんの時

母親に抱かれてすくすく育つが

子供になり成人すると

だんだんスキンシップが足りなくなって来る


特に子育てが済み子供が巣立った後は

人とスキンシップをとる機会が少なくなる


そういう意味で


肩こりは家族間でのスキンシップに

非常に大きな役割を担っている


先日、ロフトへ行き

健康グッズのコーナーへ行くと

自分で首や肩、頭部などをマッサージする道具が

山のように並べてあったが


一人暮らしの人はそれも仕方ないと思うが

家族がいる場合は家族間でお互いに

マッサージをしてスキンシップをはかってもらいたい


マッサージを通じてお互いの温もりを確かめ合い

信頼関係を確かなものにして

心の安寧を図ることは人間にとって

サルのグルーミングと同じように必要なスキンシップなのである


そう考えると肩こりも必要な

不快感なのではないかと思えるのです。



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