• 2014/05/28
  • 院長のひとり言
星野監督休養
楽天の星野仙一監督が休養!


腰椎椎間板ヘルニアと
胸椎黄色靭帯骨化症による
腰痛が原因だそうだ

黄色靭帯骨化症といえば
後縦靭帯骨化症とともに
特定疾患とされている難病である

下半身の痛みやしびれをきたし
間歇性跛行といって
少し歩くと突然足が前へ出なくなり
少し休むとまた歩くことが出来る
特有の症状を呈する

重症になると下肢の運動障害
感覚異常、排便、排尿障害、歩行困難

最後は手術が必要である

ただ、星野監督の場合は
腰の激痛が愁訴なので

上手く治療すれば治すことができる

くれぐれも、マッサージやストレッチを
しないことを願いたいものである

黄色靭帯骨化症の原因は不明であるが
患部に機械的外力が働くと
骨細胞の増殖が進み
症状が悪化の一途をたどることは明確

ブロック注射で痛みを止めて
コルセットをして安静にすることが
治療のメインとなるが

ぜひ鍼灸治療を受けてもらいたい
患部に機械的外力を与えないで治療できるので
最も安全で最大の効果を期待できるのである

当院でも後縦靭帯骨化症や
黄色靭帯骨化症の患者さんが
月に1人ほどの割合で来院する

間歇性跛行が無くなるまでは
少し時間がかかるが

腰痛や首の痛みを取るのには
そんなに時間はかからない

星野監督に当院の存在を教えてあげたい


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