• 2015/12/10
  • 院長のひとり言
治らない事を受け入れると楽になる
現代人は科学や医学の発展で
何でも治ると思いがちだが

治らないものも多い

例えば老化だ

膝が痛い、腰が痛い

鍼灸治療すると2〜3回で
痛みがとれて治る

だけどしばらくすると痛くなる

お医者さんは
「老化で骨が変形しているので
痛み止め以外に治療法はない」と言う

老化は治らないのだ!

治らないのであれば

治療してもしょうがない

鎮痛剤で様子を見て
痛みを我慢できなくなれば手術する

そう解釈する人が多い

小生はそうは思わない

変形は治らないが
鍼灸治療をすれば痛みは治まる

一週間おきに痛みが出るのなら
一週間おきに治療すれば良い

一カ月おきに痛みが出るのなら
一カ月おきに治療をすれば良いのだ

老化は治療では治らないが
老化した体とどう付き合うか?

ハサミや包丁でも

新品は何も手入れはいらないが

古い道具は手入れを怠れば
すぐに錆びついて切れなくなる

良い道具を大事に手入れしながら
長く使うと新しいものより
使い勝手がよく

切れ味も素晴らしい道具になるものだ

体を大事にするという事は
道具を大事に手入れすることと同じだ

治らない事を受け入れると

気持ちが楽になり
自ずと体との付き合い方が
分かって来るものである




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