• 2015/11/25
  • 院長のひとり言
治未病
中医学に「治未病」という言葉がある

病気になる前に治すということである

我々は普通咳が出て熱が高くなって
風邪をひいたら病院へ行く

病院では咳止めと解熱剤と
胃薬を処方してくれる

もしも風邪をひく予感がして
「風邪ひきそうなんです」といって
病院へ行ったらどうだろう

熱も無い、咳も無い、ノドも赤くない

症状が無いと
病院では薬もだせず
何も手だてが無い

人の体は健康と病気の間に
「未病」の状態がある

病院では病気が発病して治療が始まるが

健康 → 未病 → 病気

東洋医学では下線の部分が
全部治療対症になる

これが東洋医学の最大の
長所と言えるのである

病院ではいくら検査しても
どこも悪くない

「年齢のせいだから気にするな」

と言われてしまう症状に
東洋医学が非常に有効なのは
未病を治療するノウハウが有るからなのだ

あなたは100%健康ですか?という問いに

はい!健康ですと答えられる人は少ないだろう

ほとんどの大人は未病の状態といってよい

当院では病気の治療は
殆どの患者さんは1〜2カ月で終わるが

痛みが無くなっても
それぞれの体質や生活環境によって
再発防止と健康増進のために

鍼灸治療をはじめ薬膳や漢方茶を奨励し

一人一人に最適なハンドメイドの養生法を
指導して未病を防いでいる

本当の東洋医学とは
痛みが消失したら終わりではないのである





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