• 2015/11/05
  • 院長のひとり言
陰陽論
視覚障がい者のマッサージ師が
バックするブザー音を
消したトラックにひかれて亡くなった

その事故で

一緒に死んだ盲導犬に対して

主人をしっかり守れ!

盲導犬の意味が無い!

などの批判が殺到しているそうだ

しかし

この事故に限らず
事故が起きる時は

いくつもの偶発的な不運が重なるものだ

誰も好んで事故を起こす者はいな い

事故を目撃していて
明らかに盲導犬が悪かったら
批判しても良いと思うが

見てもいないのに盲導犬だけを
批判するのはいかがなものだろうか?


逆に犬の目には
迫りくるトラックの姿が見えていたので

とても怖かったのではないか?

自分だけ逃げようとせずに
主人と一緒に死を選んのだろうと思うと

物凄い忠誠心ではないか!


物事には常に陰陽の二面性が有り

森羅万象全ての事象に陰陽が有る

他人から見ると苦労している様だが
本人はとても充実している

他人から見ると不幸な人だが
本人は幸せだったり

障がい者になった事で
世界中に友人知人が出来て
充実した人生を送ったり


悪いところだけを見て生きている人は
陰気な人生を生きる

小生はできるだけ物事の良い面を見て
陽気に生きてゆきたいを思う

だからこの盲導犬の
忠誠心を称えたいと思うのである





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