• 2014/12/19
  • 院長のひとり言
顔面神経麻痺
顔面神経麻痺の患者さんは

サングラスをして
ハンカチで顔を隠しながら喋る

笑うと麻痺していない方に顔が引っ張られ
ヨダレが垂れてツバが飛ぶからだ

当院にも顔面神経麻痺の患者さんが
通院されているが

「辛いだろうな」

本人の気持ちを推し量ることも出来なかった


今日、

歯医者さんで麻酔注射を受けた時に

ズキッ!

電気が走ったような強烈な痛みを感じた

治療後2時間たっても

口の感覚が戻らなかった


シビレて感覚が無く不快である

喋りにくい、ヨダレガ垂れる

物を食べる時に唇の内側を噛んでしまう

味は分かるが美味しく感じない

唇が麻痺している部分だけ動かせない

だんだん不安になってきた


このまま戻らなかったら?

さいわい

感覚が戻り事なきを得たが


顔面神経麻痺の患者さんの

辛さが少し想像する事が出来た

非常に不便で辛い上に

「治るのだろうか?」

とても強い不安感を感じたのである

2〜3時間でも大変なストレスだった


治療しても何日も治らない
顔面神経麻痺の患者さんは

大変なストレスと戦っておられることが

想像でできたのである

しかも

医療過誤による顔面神経麻痺の
患者さんは怒りの気持ちも強いだろう


顔面神経麻痺の患者さんの治療は

麻痺の改善の治療と共に

疏肝と安寧の経絡治療を施す
必要があることが分かったのである

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