- 2014/11/13
- 院長のひとり言
- 改正動物愛護法
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近ごろ日本のあちこちで
犬猫が川や山に大量に放置されているニュースを見る
愛犬を飼う者として
とても心が痛むのである
2012年8月に犬猫の殺処分を自治体が拒否できるように
動物愛護法が改正されてから
ペットの繁殖業者が
販売が困難となった犬猫の処分に困って捨てているようだ
それにしても
改正したらこういう事態になる事は
十分想定できたはずである
繁殖業者をやっている人は
犬猫を商品としか思わないようにする事で
罪の意識から解放されている
長年そんな仕事をしている人にとって
犬猫の生命の尊厳など無いに等しい
「クジラを食ってるくせに犬猫だけ特別扱いするな」
ぐらいにしか思っていないだろう
国がペットの命の尊厳を心から守りたいと思うなら
繁殖業者への監視と罰則規定を強化する外に手はないだろうと思う。