• 2014/09/18
  • 院長のひとり言
同病異治
今日、祭りのはっぴを買いに行って

祭り道具屋さんのオジサンが

腰痛で遠方の中国鍼の
鍼灸院へ通っていたが

通院するのを止めたと言うので

ナゼ止めたのか聞くと

その先生は鍼灸学校の先生もしていて
本場の中国鍼が上手なので
通院していたが

最近は患者さんが増えて来て

7台のベッドに患者全員がパンツ一丁で
うつ伏せに寝て待っていて

先生が順番に腰に鍼を刺してゆき

その後助手が鍼に電気を
流しに来るだけの治療に
疑問を持って通院を止めたそうだ

「やめて正解ですよ」

中医学に同病異治という言葉があり

疾病の原因、深浅、古新の違い

色々なケースにおいて
同じ病気でも違う治療をすることを言う

腰痛にも色々なケースがあり

全ての患者に同じ治療をするのは

中医学を知っている治療家とは思えない

本物の国際中医師であれば
腰痛の人にいきなり

「腰を出してうつ伏せになって」
とは言わない

最低でも毎回脈と舌を診て
病邪のある臓腑経絡を特定し

正邪の虚実によって
鍼の太さ、技法を決定する

誰彼かまわず電気鍼をするのは
非常に危険である

本場中国鍼を大きくうたって

鍼灸学校で教鞭に立っていても

本物の治療家とは
とても言えない者が多いようだ

用心したほうがいい








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