• 2024/04/05
  • 院長のひとり言
「虎と翼」を見て男女平等って?


朝ドラの「虎に翼」が始まり
妻が伊藤沙莉ちゃんの大ファンなので
毎日楽しく見ているが

ドラマが始まっていきなり
大正時代の女性の結婚観や
男尊女卑がテーマで
現在の日本の社会とは

ぜんぜん違ったのだと思わされる

特に今日の石田ゆり子さんの
「賢い女性はバカなふりをしてスーと
しているのが幸せなのです」というセリフ

女性が賢いと男性から
「女のくせに偉そうに」と
疎まれて嫌われてしまう時代だったのだ

私が育った昭和40年~50年代はまだ
男尊女卑の名残があったように思う

「女のくせに」「男のくせに」

そんな雰囲気が社会に当たり前のように
浸透していた

だから私ぐらいのおじさんは
無意識に男尊女卑的な思考が
少し働いてしまうことがある

国会議員のお爺さんが時々
そのような不適切な発言をして
世間を騒がせているが

あれも子供の頃に獲得した思考回路
なので身にしみついてしまっていて
男尊女卑的な考えを常に自分のなかで
打ち消して反省する努力をしない限り
なくならないのではないだろうか

私は男女の間に上下関係はなく
平等である世の中であるべきだと思う

そして「男性は男らしく」
「女性は女らしく」あり
お互いの違いを理解して役割を平等に
分担しあう社会がいいと思っている

ところが令和の日本は平等の取違いなのか
男性が女性化し女性が男性化して
中性的な若者が多くなっていて

まるで同性と付き合うように
フレンドリーな関係を築いている

これでは日本の人口が減少し続けるのは
当然である
少子化対策は健全な男女関係の
教育から始めなければならないと思う

いつの日か男女のパワーバランスが
平等に保たれる日が来るのだろうか?


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