• 2023/05/27
  • 院長のひとり言
少子化対策が聞いて呆れる


少子化対策でお金をバラまく財源に
社会保険料を値上げする案が浮上しているが

これって税金と何が違うの?
明らかにこんな徴収方法はおかしいし
お金の分配方法も間違っている

岸田政権は少子化対策に3兆円規模の
バラまきを想定しているようで
その財源として後期高齢者医療を
含めた健康保険料を値上げするというのだ(怒)

そもそも子育て世代にお金を
バラまいて少子化対策になると
考えているところが間違っている

子育てしている人達は自分たちが
子供が欲しくて産んだ人達だ

子育てにお金がかかる事を
前提に子供を産んだ人にお金を
配ることで新たな赤ちゃんを
産んでもらえるのだろうか?

いやいやお金がもらえるから
もう一人産もうなんて人はいないだろう

少子化対策に必要なのは
・若い人達が出会う環境を与え
・働く女性に子育てしやすい環境を与え
・不妊治療をうけやすくする

結婚したい人達を結婚させてあげて
女性が安心して子供を産めるようにして
子供が欲しいのに出来ない人達に
子供が授かるお手伝いをすると
赤ちゃんが増えて少子化対策になるのだ

若い人達が子供をもうけることに
恐れをいだく大きな理由の一つに

「自分たちの将来が不安なのに
子供の将来にまで責任もてない」
ということがある

つまり年金問題を解決して
若い世代が老後も安心して暮らせる社会だと
認識すれば子供を持つことに
前向きになるのだ

ところが今回の政策では
後期高齢者保険も含め社会保険料を
引き上げて、それを財源に
子育て世代にお金をバラまくというものだ
 
物価高騰しているのに年金支給額は
上がらず、保険料が上れば
高齢者の生活はさらに苦しくなるだろう

それを見た若い世代は将来の不安を
さらに膨らませて少子化対策どころか
少子化は確実に加速するだろう

赤字国債を垂れ流しのように発行して
結局、若い世代の借金が膨らむ一方だ

お金をバラまいて票を得ることばかり
考えている政治家に投票する国民が
アホなんだから仕方ないですね(怒)


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