• 2022/09/16
  • 院長のひとり言
今どき連帯責任ですか?


茨木県常陸太田市は下水道工事をめぐる
市職員の事務処理ミスで約4億円の
工事費が生じるので

全職員の給与から計約7590万円をカットして
費用の2割弱を穴埋めする方針だそうだ

1年半にわたり市長などの特別職は5%
一般職は1~2%の削減になるそうだ

このニュース
これ以上の詳しい内容は分からないのだが
どうも一部の職員のミスで生じた費用を
関係ない職員まで減給するという話だ

おそらく市議会で市会議員が協議して
決まったのだろうと思うが
もしも私がその市の職員だったら
かなり頭にくる話である

学生時代、部活で一人が練習時間に遅刻したら
連帯責任で全員がグランドを走らされたり
修学旅行で一人が勝手な行動をして
連帯責任で班全員が正座させられたりした

このニュースを見て若い頃に
理不尽な思いをした事を思いだし
非常に不愉快な思いをしたのである

一部の職員の事務処理ミスを
連帯責任で全職員が補てんするのは
どう考えても理不尽である

民間企業で経営者が同じ事をやろうとしても
労働組合が拒否するだろう

市長及び市役所の人事を担う役職者達が
ミスをした職員にその仕事をさせていた
責任を取って補てん方法を考えるべきなのだ

市長も市議会議員も選挙で選ばれたと思うが
そんな無能なトップを選んだ市民が
全国民から笑われてしまうので
今からでも市民の中から反対の声を上げて
もらいたいものである。




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