• 2020/01/09
  • 院長のひとり言
「神の手臨床セミナー」三陰交穴について


鍼灸治療が怖いという人が多く

鍼灸治療がとても効果的なのに

「怖い」という理由で

鍼灸治療を敬遠している人のために


当院では極細鍼を使った鍼灸治療を実践し

蚊の刺すほどの刺激で効果を上げ

痛みのない鍼灸治療の普及活動を行っております


細い鍼で効果を上げるには

非常に高度な技術と豊富な経験を必要としますが


その前に効くツボを選択できなければ

どんなに上手に鍼を刺しても意味がありません


そこで今日から当院で良く使うツボを

1つずつ紹介しています


今日は三陰交穴というツボを紹介いたします


三陰交は足の太陰脾経にあるツボで

婦人科疾患のツボとして有名です


足には太陰脾経、少陰腎経、厥陰肝経という

三つの陰経の経脈が通っており

その三つの経脈が三陰交穴で交わります


脾経は消化器系、腎経は生命力の根源であり水分代謝を司る

肝経は気血の調節や感情を司るので


三陰交を刺激することで

胃腸の調子を整え、胃もたれや、食欲不振

水分代謝を促進してむくみや冷え症にも効果があり


本当に多くの効果が期待できます


中でも婦人科疾患には欠かせないツボで

当院では生理痛や生理不順、更年期障害などには

必ず使うツボです


特に子宮に対する影響は非常に強く

妊婦さんに対して三陰交に鍼をすると

流産してしまう危険性があるので

妊娠していないかを必ず確かめる必要があります


逆に不妊症の時には三陰交に毎日お灸をすえると

子宮の状態が良くなり妊娠しやすくなります



取穴:内くるぶしの上3寸に取る




このブログを見ている鍼灸の学生や若い鍼灸師さんは

是非参考にして臨床で使っていただいて

痛くない鍼灸治療を実践してくれる仲間が

増えてくれることを願っています。







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