• 2018/11/07
  • 院長のひとり言
労宮と湧泉というツボの話

労宮と湧泉というツボがある


労宮は手のひらに


湧泉は足の裏にあるツボである


良く見ると手のひらと足の裏は

同じような皮膚をしている


手のひらと足の裏はどちらも

四本足歩行では大地に接する場所だ


大地からの気を吸収して
五臓六腑の循環し、全身に行き渡らせる

ドラゴンボールのカメハメ波のように
手のひらの労宮で気を練って放出する


この様に気の循環を考えると
手のひらや足の裏は非常に大事なところである

冷え症で夜眠る時にも靴下を履く人がいるが
夜は足の裏で体温調節をするので
足の裏まで覆うと睡眠障害を起こす危険性がありますので
心当たりがある方はレッグウォーマーに変えてください

労宮は手の厥陰心包経のツボで
手のひらは「たなごころ」と呼ばれ
心の状態が現れるところと言われ
神仏に労宮を合わせて合掌すると精神が落ち着くのです


湧泉は足の少陰腎経のツボで
腎は蔵精の臓なので精力を高めてくれ
足の裏から勇気が泉のごとく湧きだして
五臓六腑を元気にしてくれる

だから大地に足の裏をしっかりつけ
大地の気を吸収して
手のひらでその気を温めると
五臓六腑の循環が良くなり
心が落ち着き元気になるのです




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