• 2016/02/08
  • 院長のひとり言
間歇性跛行
脊柱管狭窄症などで
腰痛と下半身の痛みとシビレ
歩くと足が痛くなり
しばらく休むと再び歩くことが出来る
間歇性跛行という症状がある

間歇性跛行というと
脊柱管狭窄症の
代表的な症状なので

間歇性跛行が見られると
脊柱管狭窄症を疑うが

実は

間歇性跛行になる原因は二つあり

神経が圧迫されておこるものと
血管が圧迫されておこるものがある

脊柱管狭窄症などで
神経が圧迫されている時には
屈伸や前屈すると症状が和らぐ

しかし

血管が圧迫されていると
屈伸や前屈をしても症状は和がない

血管性の間歇性跛行の原因は
腹部大動脈の
動脈瘤や大動脈解離などの
大出血により生命にかかわる
重篤な疾患がある

脊柱管狭窄症で治療しているが
改善せずに悪化している時や
発熱などの全身所見がある時は
血管性を疑うので

必ず聴診器をあてる
医者にかかるようにしよう




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