• 2015/09/09
  • 院長のひとり言
五十肩とは!ご存知ですか?パート3
一昨日からの続きのお話しなので

五十肩について詳しく知りたい方は

一昨日のひとり言から先にお読みください


さて、昨日は

ステージ1の急性期に

突然肩が痛くて動かせなくなった時に

しっかり安静にするのか?

しっかり運動するのか?

までお話しましたが


答えは

しっかり安静にした人は
速やかに治癒して

しっかり運動した人は
こじれて五十肩を発症し

長期間苦しむことになる


失礼な言い方をすると

治療に失敗してこじれてしまった人が

五十肩になる


まさに、ステージ1の

大事な時期は

運命の分かれ道なのだ


ではナゼ

多くの人がしっかり運動して

こじれしまうのか?


これは一般の人だけではなく

医療機関でも五十肩に

3つのステージがあることを

知らない場合が多いからだ


五十肩の治療法は

各ステージで異なる


ステージ1では痛みが強いので
安静が最も大事である

ステージ2では激痛は弱まるが
炎症が続くので安静が必要

ステージ3でやっと炎症が治まる
しかし、ここまで1年以上の期間は
関節を動かしていないので

ステージ3では肩関節が拘縮して
可動域が減少しているので

しっかり運動して

可動域の回復をする治療をする


ステージ1と2では安静

ステージ3は運動


もうお分かりですね


五十肩になってしまった人は

ステージ1の安静にする時期に

間違って

ステージ3の運動療法をして

こじれてしまったのである


五十肩はステージによって

治療法が違い

間違うと全く真逆のことになる

下手をすると

真面目に治療すればするほど

悪化の一途をたどり

10年以上激痛に

さいなまれる患人もいるので


五十肩治療は

ナゼ安静にするのか

ナゼ運動療法をするのかを

十分に説明出来る治療院で

治療してもらうことをお勧めする



最後までお付き合いありがとうございました
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